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*本記事内容は、本日のオープンセミナーイベントにて公表されました
本日6月8日は、国連が定める「世界海洋デー(World Ocean Day)🐬」。世界各地で様々なイベントやシンポジウムが行われていますが、今年は プラスチック汚染に緊急性をもって取り組み、生物多様性保全 に取り組むことが国連で改めて提唱されています。「世界海洋デー🐬」に合わせて、化粧品でも叶える海の生物多様性や、化粧品の海の環境課題解決にむけて、企業・一般も一丸となって解決していきましょう🐳
昨年の11月~12月にかけて開催されていたCoP19(第19回ワシントン条約締約国会議)が開催され、非常にセンセーショナルなニュースになっていたのが、54種のサメの保護強化がされたこと。(公式文書での発表を予定しておりましたが、次項が少ないため現段階ではInformationでの掲載とさせていただきます。)
具体的には、メジロザメ(requiem shark)科とシュモクザメ(hammerhead shark)科全54種を同条約附属書2に記載することが採択されました。これらに関わる化粧品原料は、今のところ見つかっておりません。(アップデートがあれば随時発表していきます)
兼ねてから提言しているように、絶滅危惧種の産業利用は禁止されているにも関わらず、検疫やDNA検査等でまだまだ摘発されています。企業においては生物多様性に配慮した原料調達、消費者においては原料一つ一つをチェックするようにしましょう。