化粧品業界のサステナビリティ市場動向

進んできたSDGsやサステナビリティへの取り組みに、新たな課題が…

環境問題・サステナビリティ・SDGsについて少しずつ化粧品業界でも普及してきました。

化粧品業界でもこれらを提唱する企業が増えてきました。しかし、まだまだシェアが低い状態です。

さらに、SDGsについて間違った解釈をしている企業「SDGsウォッシュ」「グリーンウォッシュ」が増加しており、SDGs市場が増大したとは言い難いのが現実です。

SDGsを戦略に掲げている・実行している企業は全体のたった0.3%しかありません。SDGsは正しい認識をすることが大切です。

化粧品業界でいま行われていること

特にパッケージソリューションが積極的に取り組まれています。また、今年から、「SDGsウォッシュ」や「グリーンウォッシュ」が目立ちはじめました。

化粧品消費者が考えていることとは?

化粧品業界では、生産者と消費者の両者が、環境問題に意識して取り組むことが大切になります。
今年も行った消費者意識調査(提供:株式会社EcoVia Intel n=100<簡易版データ>)によれば、昨年に比べ認知は広がったものの、結局消費者の具体的な理解不足が見られるのは変わっていませんでした。サステナブル・SDGs戦略を発信、実行している企業の認知は上がりましたが、それでも半数があまり聞いたことがないという結果でした。

消費者の環境意識は少しずつ上がってきていますが、化粧品では何をしたらよいか具体的にわからない方が多く見られます。

消費者の皆様に、正しいサステナブル・SDGs戦略を掲げている企業から購入して頂くことが、環境問題の解決に重要なポイントとなってきます。正しい商品を選ぶことはもちろん、適切に使い、適切に処分することも、化粧品業界のサステナビリティにつながります。

※出典・・・『サステナブル化粧品に関する実態調査』(2021年版/株式会社EcoVia Intel

化粧品業界における直近課題

特にすぐに取り組むべきこととして以下の4つが挙げられますが、化粧品業界では、その他にも、取り組むべき課題が沢山あります。

気候変動対策
生物多様性に配慮した原料調達
SDGsに関する適切なアプローチ
企業方針にあった施策展開

生産者と消費者が協力して、化粧品業界のサステナビリティに取り組みましょう!

Small step for big change!

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生物多様性に配慮した原料調達のために

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