代表による福井大学共同論文『サステナブル化粧品に関連する認証と生物多様性の関わり』(2023年)の追随研究『How Awareness of Organic JAS and RSPO Labels Influences Japanese Consumers’ Willingness to Pay More for Organic Cosmetics』(有機JAS認証とRSPO認証の認知がオーガニック化粧品に日本の消費者のオーガニック化粧品に関する購入意欲に与える影響)の論文が、「Sustainability」ジャーナルに掲載されました。

How Awareness of Organic JAS and RSPO Labels Influences Japanese Consumers’ Willingness to Pay More for Organic Cosmetics
著:Sherry Adelia Natsir, Aiko Takai, Eunji Seo, Gang-Hoon Seo, Jaewook Kim
ジャーナル:Journal of Sustainability
発行:2025年8月
https://www.mdpi.com/2071-1050/17/16/7466
★データ提供として参加
2022年にEco Beauteサイト読者を中心に行ったアンケート調査(N=537)では、総合してサステナブル化粧品に関する認知は低いという結果になりました。これが福井大学共同論文のほうにも記されています。このアンケート調査もとに、今回の論文では、日本の消費者にとっては、サステナブル化粧品認証は多用していると購入意欲が逆に低いという結果が出ました。
グローバルでは、認証が消費者の製品選定基準になったり、最近ではグリーンウォッシュ規制回避のための証明になったりするものですが、まだまだ日本国内では認証の普及が急務となります。JSCFとしても引き続き提言してまいります。